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冷房をつけると部屋の湿度は下がるのか上がるのか?

2015/8/2 快適に暮らす知恵

冷房で空気が乾燥するから、オフィスでは目が乾いてコンタクトが……。とか、肌の乾燥対策が……。とか。


でも、デスクワークでは、手や腕がベタつくし、イスに接するおしりや裏ももはやっぱり汗でベタつく。


そして、冷房の効いてないトイレにいくと、暑いんだけど汗は乾くんだよね。不思議。


って、不思議でもなんでもないんですけどー。


気温が高いと、それだけ水分がたくさん蒸発するし、逆に低いとその量は減る。わかる?


外が寒い冬は窓が結露するし、夏は冷えたグラスに水滴がつく、ってこと。




だから、湿度の高い日本の夏は、暑い部屋にたっぷり水分が含まれてる。そこを冷房で冷やせば、空気がよりジメジメして、汗も蒸発できずに体にまとわりつく。


だから夜は寝苦しいんだということで、寝不足でダルい?冷房止めてもぐっすり快眠で朝スッキリで書いたような対策をした。


つまり「除湿」ね。でも、冷房は乾燥するっていう話もよく聞くし、アナウンサーさんなんかもこの時期は冷房による乾燥で、喉を痛めないように気を使うという話もテレビで実際に聞きますね。


冷房イコール空気を冷やす、だから「当然湿度は上がるのだ」と思っていたんですが、「目が乾くー」っていう人もいる。


で、ちょっと調べればわかることだったんだけど、家の冷房って外にホースが出てて、水がチョロチョロ流れ出るじゃないですか。




そう!それなんですよ。エアコンの冷房の場合、ホースから「外に排水される量だけ除湿されている」わけなんですね。知らんかった。


室内機で結露が生じて、それが排水されている。その分だけ部屋の水分は減っている。


ただ気温が下がることによって、湿度が上がることもまた本当なので、乾きを感じるかベタつきを感じるかは、室温が下がる早さと結露を排水する早さの差ではないかと。


オフィスのように冷房の稼働時間が長いほど、どんどん外に水が出て室内は乾燥するし、住宅の一室で蒸し暑いのを一気に冷やせばジメッと感じるのかもしれないですね。


エアコンの冷房は排水分だけ除湿されるが、室温が下がればその分ジメジメを感じる。


といったところでしょうか。

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