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障子が外れない!原因は歪み?油圧ジャッキ使用の外し方で簡単解決

障子が外れなくなったので、油圧ジャッキを使い敷居と鴨居のあいだを広げて外しました。

あっさり外れました。外した障子の上の面をカンナで削って元通り取り付けることができました。

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年末に障子を張り替えようとしたら外れなかったので、見てみると、どうやら鴨居の真ん中らへんがちょっと下に落ちているっぽい。

両端では障子と上部のレールの隙間に余裕がるけど、真ん中はぴったりです。

築年数的にいろんな箇所にガタがくる時期だったり、大きな地震も多かったりで、家が歪んでしまってきているのでしょう。

障子が張り替えられず、「どうしよう」と先送りにしているうちに3月になってしまいましたが、木材で縦につっかえ棒をしてジャッキアップするという方法で解決できました。

敷居の上にジャッキを置いて、ジャッキと鴨居の間に棒を立てて、ジャッキアップして隙間を作り障子を外します。

このとき力を分散させるため上下両方に板をあてがっておくといいです。

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車に積んであるタイヤ交換用のジャッキでもできますが、作業スペースの関係で油圧ボトルジャッキを使用しました。

2本の棒をつなげて1本の長い棒にして、本体横の穴に差し込んで上下に動かすだけで持ち上がります。前にあるネジ部分を棒の端のくぼみ部分に合わせて緩めれば下がります。

ジャッキアップするのに力はいりませんが、少しずつ少しずつ、外れるかどうか様子を見ながらやってください。でないと家が壊れます(笑)。

無事障子が外れたら、カンナで障子の上の面を削ります。段差がついているので際(きわ)カンナを使うと便利です。際カンナひとつで上の面と段差の面の両方削ることができました。

普通のカンナがあれば、段差のところは彫刻刀のほうが削りやすいかもしれません。

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カンナがけなんでしたことがなかったので少し手こずりましたが、少し削っては嵌めてみる、を繰り返してなんとか障子を「着脱可能」な状態にすることができました。

注意点としては、障子の縦の長さとジャッキの高さを考慮してつっかえ棒となる木材を買うことです。

当たり前ですが、今回ホームセンターで適当に木材を買ったら、全然長さが足りず、実際は(画像と違い)ジャッキの下に本を積み重ねて作業しました。グラグラしてとても危険です。棒が長ければ切れば済みます。

また、カンナがけに自信がない、建具を傷つけたくないという人は障子を張り替えたらまたジャッキアップして嵌めればいいと思います。

ジャッキはタイヤ交換に使うのでなければ、2トンで2000円前後のボトルジャッキで十分です。




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