夜になるとやる気が出て、朝になるとやる気がなくなる人
ハイ、私です。
なんなのか?というと、夜、家でテレビを見たり、ネットしたりしていると、「ああ、こんな風になりたいなあ」とか、「これもしたいなあ」とか、思い始める。
妄想が、ふくらんでいって、「いや、これできるっしょ」、「ソッコー、やってやんよ」と言葉まで調子に乗ってきます。(ひとりです)
未来の自分に思いを馳せ、ウキウキしながら「よし!明日から忙しくなるぞ」と、眠りにつきます。
朝起きると「うーん……」。
「なんだ、これ。……無理だ」となったり、そもそも興味がなくなっていたり、昨夜のことを思い出すと、なんとなくドヨーンとなってしまう。
こんな感じです。
夜は無敵です。
万能感のかたまりとなり、可能性は無限大で、やろうと思えばなんでもできる、というモード。
なにか新しいことを始めよう!という、モチベーションにあふれています。でも、ここでちょっと気になるのは、頭の中の妄想の大半が、「すでに達成して、ブイブイいわせてる自分」であること。
スポーツしてたり、英語ペラペラ、マッチョでお金持ち、モテモテで、周りからすごいなあと思われてる自分。
これが、いわゆる「夜」です。
そして夜の誇大妄想を、実現に向けて実行しろ!というしわ寄せがきてるのが、「朝」なわけ。
ただ、大変ではあるかもしれないが、「妄想」と呼ぶほど突飛な目標ではなく、頑張ればできそうなことだったりもして、だからこそ、朝になってみて、ポイッと捨てることにためらいがある。
で、これ私の場合なんだけど、夜になるとまた、
無敵!
になるので、朝に感じたことや「できない」言い訳や理由を、夜の自分に伝言しておく。
朝の自分でもなんとかなるようにちょっと考えてみてくださいよと。
で、結局どういうことかっていうと、夜って社会から解放されて、ひとり自分と向き合う時間なわけですよ。
テレビやネット見て、「この人すごいなあ」とか、「自分もこんなことしてみたいなあ」と。
逆に朝はもう、心も体も「競争社会にレディ・ゴー!」となって、自分の実力や現状とは釣り合わない夢をみてることなど、おくびにも出さない。
昨日までの続きの今日を、また走らなきゃならない。
朝の現実にくらべると、夜の夢はあまりにも軽すぎて、浮かれすぎている。
と、こんな感じかなあ。
だから、夜にやる気が出て朝にやる気がなくなるのは、そんなに不思議じゃなくて、そうなってしまったら、朝の自分にでもできることを、夜の自分にきっちり準備させる。
あと、私の場合、もろもろのやりたいことの本質が、突きつめると結局は「見栄」だと気づき、がっくりしました。
なので、やりたいことの本質、本当は何がしたいのか?というところを、すこし深く考えてみるのもいいと思います。